『フルートと通奏低音のためのソナタ ホ短調 1楽章』

ソナタ全体は「緩-急-緩-急」の教会ソナタ形式になっています。
これはテレマンが好んで使った形式です。

   第1 楽章 Adagio ma non tanto
   第2楽章 Allegro
   第3 楽章 Andante
   第4 楽章 Allegro

1楽章は落ち着いた足取りで進む通奏低音に支えられて、
もの悲しい表情豊かなフルートの旋律が、しだいに高潮し、やがて、
また、静まっていきます。


自筆譜
(ソナタ ホ短調 1楽章の自筆譜)