リズム指導について




指導者が
質的に貧弱な体験しかしていなければ、
指導の現場においても
それ以上のことを求めないだろう。

ひょっとしたら
自分の体験したことの意味を
知らずに過ぎてしまうかもしれない。
指導の意味はここにあると思う。

例えば、木の葉が舞落ちる時のような、
ちいさな音や声に注意を払って
感じ取ろうとすることを
指導のねらいとするなら、
シーンとした場を
みんなで作るという体験が不可欠になってくる。


しかしこんなことは放っておいて
できるものではない。



また、
物語や絵の印象から
音を創作しようとするなら、
子どもたちが、
そのイメージをふくらませる為の、
きっかけを与え、
ゆっくりと時間をかけることが欠かせないと思う。

豊かな表現とその為の意欲を育てるには、
本当に心の動く
感動体験の積み上げこそが大切だと思う。
 
                      T.Koba


     

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