C型タンク 3117 |
塗装はグリーンが定番だが、好みでオールドグリーンに変えて みた。各車全てがグリーンでは、新鮮さに欠けるので、タンク車 だけは定番外とした。国鉄型志向の人が、家族から言われた言 葉。「真っ黒な物ばかり作らないで、たまには、華やかな物 作っ た らどうかね 」 、と。
10年程前、仲間達と、ED型のアブトを作る話がでた。どうせ 作るなら現存しないED41(42は静態保存で、横川、軽井沢に あり)とし、車輪は河田氏が木型を作り、ふかせる事になった。
たまたま長野新幹線の開通に伴い、在来信越線が廃止となるこ とから、信越線は高崎から満席、沿線にはマニアが殺到し
、日曜休日ともなれば、沿道はカメラの砲列、すさまじいブームで した。5吋ED41もこの波を被り、テ レビ、新聞等、随分お呼び がかかり, 様々なニュースが報道されました。
さて、このED41は、仕上げて見ると、なんと一番は車輪でした。 とくと眺める程に 鋳物の出来栄えに感心 し、折角の作品、他に 流用 出来ない ものかと常々考えることとなった。
国鉄型と英国型動輪の違いは、カウンターウエイトにある。ウ エイトの絃の部分が直線か、曲線か、後者は英国型なので、そ の部分を削り、充填材で整形すれば、完成である。ただ径が
15o程小さく、その分全高が低くなったが、目視的には、目立 たぬ誤差です。: