目★エピソード1


犬って目が悪い。有名な話ではあるけど確信に変わった時の話。

ボニーが若かった時の話でもある。犬の目は白黒モードらしいけどホントはどうなのかはよく知らない。階段でもタイルでわかりにくいやつは、ボニー結構怖がるので、目あんま良くないんだなー、とは思ってたけど。
アレは笑えた。笑うな。でも・・・笑えた・・・。誰でも一度は経験するかもしれない、ああいうことは。本人真剣に痛い思い出だけど他の人にとっては笑える思い出。あるだろう。
つうことで笑えたんだ。笑うな。

ある日散歩をしてました。私とボニーのほかにも誰かいたけど、誰だったか忘れた・・・;で、途中で公園で、みんなで遊んだ。ボニーも綱はずして遊んだ。
その公園は広場みたくなっていて、周りを全部フェンスで囲ってある。公園の外は車道なんだけどね。
  で!
そのフェンスはどんな感じになってるかっていうと、

こう、交互にね。


ってな感じで。両脇だけでなく、真ん中にいっこでかいフェンスが立っているのね。
たってるわけです。ちょっと前後ずらして。

こーれーが、また。ボニーさんにとっちゃ曲物だったわけ。何たって犬って目が悪い。

公園で遊んでてね、ちょっとくらい外でてもうちの子は車道前で止まるし平気だろう。て思って、外に連れ出そうとしたわけ。公園の中ではボニーは紐も何もつけてなくって、走り回ってて、そのまま、
「ボニー!」呼ぶ。
そして私、走る。ボニーさんは嬉しそうに走ってついてくる。 私、フェンス通り越して外に走り出る。もちろんボニーさんも嬉しそうに、

ガシャンッ

・・・。・・・・え?
何の・・・音・・・って・・・っ。

くあぁぁぁぁ。

ボニー。あなた・・・目の前のフェンスに激突・・・;
みえてなかったの真ん中のフェンス!?私よけてたでしょ?あんたもよけなさいっちゅーの!

ボニーやっちまったって感じで。私は大爆笑。笑うな。
だっておもいっきりフェンスに顔面から直・・・!!大爆笑!笑うな私!だってっ!
がはははは

犬ってやっぱり目が悪いのでした。。