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ガラスの仮面『エピソード1 奇跡の人』(2004/2/6~5/9)

ご存知、美内すずえの長編漫画。韓国でもけっこう人気があるらしく、ここ何年かずっと舞台化されております。

キムドンスカンパニー『うどん一杯』キムドンス・プレイハウス(2004/3/16~5/30)

俳優のキム・ドンスが主宰する劇団キムドンス・カンパニーが、昨年から『一杯の掛けそば』を翻案した『うどん一杯』を断続的に上演中。
作:栗 良平
芸術監督:蔡允一
演出:キム・ドンス
主催:キムドンス・カンパニー
会場:小劇場キムドンス・プレイハウス

三一の会『その日、その日にこそ』文芸会館大劇場(2004/3/20~23)

「三一の会」は1994年に日本の中堅演劇人30人あまりが「日韓合併が韓国の南北分断の一因なので歴史的な責任を感じる」という主旨の演劇プロジェクト集団。文化日報2004年3月18日付「日本演劇人ソウルで〈懺悔の舞台〉−文芸振興院大劇場で」に前記事が掲載された。

土佐源氏ソウル公演推進委員会『土佐源氏』(2004/4/30)

俳優坂本長利による一人芝居。 光化門のソウル文化センター「イヨン・ホール」にて。
主催:土佐源氏ソウル公演推進委員会
後援:国際交流基金ソウル文化センター

わらび座『つばめ』(2004/5/8~9)国立劇場 タルオルム劇場

主催:国立劇場・劇団わらび座
後援:東亜日報・外務省ほか

ガラスの仮面『エピソード2 忘れられた荒野』(2004/7/6~9/5)

まだまだ続く『ガラスの仮面』。パフレットをもらいに小屋に足を運んでみましたら、待合室は若い観客でいっぱいでした。 このあと『エピソード4 二人の王女』が年末に予定されております。
040706 kamen ep2

居昌国際演劇祭(2004/8/1~17) 於:大韓民国慶尚南道居昌郡ススンデ名勝地一帯

居昌(コチャン)国際演劇祭第16回に日本から劇団ストアハウス『Remains』と劇団解体社が『バイバイ、ファントム』で参加した。
○ストアハウス「Remains」(8/1-2)石垣劇場
○解体社「バイバイ、ファントム」(8/12-15)祝祭劇場
040801 kift 主催:居昌郡・社団法人居昌演劇祭育成振興会
主管:居昌国際演劇祭実行委員会
後援:文化観光部・慶尚南道・韓国文化芸術振興院ほか

水原国際演劇祭(2004/8/17-28)

水原演劇祭に山の手事情社が『道成寺』で参加。

ソウル・フリンジフェスティバル(2004/8/20-9/5)

今年のフリンジフェスティバルには黒テント『The Lineage』と劇団ジンジャントロプスボイセイがチェーホフの『かもめ』で参加。
○ジンジャントロプスボイセイ「かもめ」ポスト劇場(8/24〜26)
○黒テント「The Lineage」ポスト劇場(8/28〜29)
040820 fringe 主催&主管:ソウルフリンジネットワーク
後援:文化観光部・韓国文化芸術振興院・ソウル文化財団・麻浦区等
開催場所:麻浦区西橋洞一帯(弘益大学校周辺)

『三国志』(2004/8/27-28)三成洞COEXオーディトリアム

日中合作の作品『三国志』をソウルで上演。
0408 sangokusi

劇団ノートル鳥取公演『東方のハムレット』(2004/9/4)仁風閣特設舞台

韓国の劇団「ノートル」による日本公演。 第11回「ベセト演劇祭」に『東方のハムレット』で参加。 会場になった仁風閣(じんぷうかく)は鳥取城址、 久松(きゅうしょう)公園にあるフレンチルネッサンス様式の白亜の洋館のこと。 劇団ノートルは“韓国江原道で廃校を借り受け、共同生活を営みながら創作活動を行っている新鋭劇団”で、 この作品は“亡霊たちが彷徨うシーンで幕を開け、ハムレットはその中で、生死の境に見た夢という設定で物語は進む。 東洋の死生観を強く打ち出した独特の演出による作品”(以上、「ベセト演劇祭」の資料から)。

『海と日傘』(2004/9/9-26)アルングヂ劇場

松田正隆の戯曲を韓国人演技陣で上演。 演劇評論家金美都(キム・ミド)による劇評が「韓国演劇」に掲載された。

作:松田正隆/演出:ソン・ソノ
企画:公演企画Moa/制作:Laco C.J.K.
会場:アルングヂ劇場

『ルート64』(2004/9/17~10/31)惠化洞一番地

鐘下辰男の作品を韓国の演劇集団反(パン)が惠化洞一番地で上演。 この惠化洞一番地は1994年にこけら落としを行った小さな劇場で、李潤澤や金亜羅などの演出家数人によって設けられたもの。 その後、新進演出家の登壇場として機能しており、いまは惠化洞一番地第3期同人で同時に演劇集団反の代表である朴チャンヨルが運営している。
作:鐘下辰男
翻訳:石川樹里
演出:パク・チャンヨル
場所:劇場惠化洞一番地

『笑え、墓よ』(2004/10/5-7)アリスフェスティバル

劇団青羽(チョンウ)が『笑え、墓よ』でアリスフェスティバルに参加。
とりあえずソウル公演のちらしでも…

SPAF 2004 「ソウル公演芸術祭」開催(2004/10/8-23)

第4回目の「ソウル公演芸術祭(Seoul Performing Arts Festival)」。もともとはソウル演劇祭という名称だったが1997年をピークにしだいに活気を失い、4年前にダンス・舞踊分野との合同開催による「公演芸術祭」という名称に変わった。

劇団パーク『ソウルノート』(2004/10/19-23) 大学路ハクチョン・ブルー劇場

韓国の劇団パーク(PARK)による『ソウルノート』の再演。 こんかいは劇団パーク&青年団による日韓合同演出・出演による上演で、ことばの問題をさりげなく演出に取り込んでうまく仕上がっていた。 ソウル公演芸術再参加作品。
04 PARK 作:平田オリザ
演出:パク・クァンヂョン&平田オリザ合同演出
企画:劇団パーク
会場:大学路ハクチョンブルー

劇団青羽『S高原から』(2004/11/26-12/12)

平田オリザの作品を韓国の劇団「青羽(チョンウ)」が大学路のチョンボ小劇場で上演。雑誌「韓国演劇」1月号に劇評「〈静かな演劇〉の演劇性/金文煥」が掲載された。
作:平田オリザ / 演出:シン・ヨンハン
翻訳:キム・ウンス
企画制作:劇団青羽

アジア演劇祭in関西 實驗劇場『黒い長靴』(2004/12/9) シーガルホール

アジア演劇祭in関西実行委員会の主催による演劇祭に實驗(シロム)劇場が『黒い長靴』(原題は『黒いコムシン』)で参加。 ちなみに實驗劇場は1960年にソウル大演劇班と高麗大劇会の会員たちが創団した劇団。代表作は『エクウス』『神のアグネス』など。

アジア演劇祭in関西 劇團木花『自転車』(2004/12/9) 芸術創造館

アジア演劇祭in関西実行委員会の主催による演劇祭に劇団木花が参加。 作品は劇団代表・呉泰錫の代表作と言える『自転車(原題:チャヂョンゴ)』で、 公演場所は大阪市立芸術創造館

2004年度の演劇交流で手許に資料等の無いもの

●劇団ノートルの『東方のハムレット』を「鳥取県総合芸術文化祭参加」としたことを「ベセト演劇祭参加」に修正(2011/2/3)。 第2回鳥取県総合芸術文化際は2004年9月11日から10月24日の開催。

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